6)平 清盛公 と若一神社
平 清盛公の縁の地と云えば、「京都」では、「六波羅蜜時」や「三十三間堂」が
あまりにも有名になっています。しかし、もう一つ隠れた名所が今回紹介する
「若一神社」(下京区七条御所内の内本町98)です。
この神社ですが、平安時代に「平清盛公の西条殿」という邸宅がありました。
その後、邸宅は火災で消失しましたが、その跡に建てられた神社が、この「若一
(にゃくいちと読みます)神社」です。境内には、「御神水」や「大きな楠」が
あり、鬱蒼とした木々に囲まれています。
この神社には「不思議なこと」が実はあるのです。それは、この神社に接した
「西大路通り」に、この神社の寺領がはみ出していることです。その理由は、
通りにはみ出した部分に植えられた「大きな楠」を切ると「事故」や「事件」
が起こった為だと伝えられています。その為に、この木を切れず、道が曲がっ
ままになり、現在に至っています。不思議ですね…
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