17)長楽館・公開(京都市東山区八坂鳥居前東入円山町 604)
京の夏の旅で、公開となりました長楽館を見学しました。
「長楽館」とは、明治の煙草王の村井吉兵衛が国内外の賓客を
もてなす為に、京都に建てた迎賓館です。
また、「長楽館」の名は、明治の元勲、初代首相の「伊藤博文」
により付けられました。
なお、現在は、ホテル、レストラン、カフェで営業されています。
建物の外観は、明治初期のルネサンス的な代表的な洋風建築です。
ところが、1,2階は、洋風建築なのですが、3、4階は逆に代表的
な江戸時代にタイムスリップしたような和風建築です。
全く違う建築様式が、同じ建物の中に、併存している様子は正に
驚きを隠し得ません。特に、4階の和室は「折り上げ格天井」となる
お城や公家屋敷の高級建築様式であり、一見の価値が大いにあります。
また、調度品は全て一級品ばかりで、目を見張ります。
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