2018年8月21日火曜日

25)幽霊子育て飴_京都

25)幽霊子育て飴(京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町80番地の1)

 幽霊子育て飴の話は、ご存じでしょうか?
よく怪談話で、話されるお話ですね。その飴屋さんが、「六道珍皇寺」の
傍にあります。
 そのお話は...墓地の近くのある店に、毎晩、女が飴を買いに訪れました。
ある夜、飴の代金を入れる銭箱の中に、しきみの葉(墓へ供える植物)が
入っているのを見た主人は、不審に思って女の後をつけました。
 すると女は姿を消して墓地に消えました。

翌日墓地を訪れてみると、地面から赤子の泣き声が聞こえます。住職と
主人はその墓を掘り返すと、赤子が飴をしゃぶっていたのです。
 それ以降、女が飴を買いに来ることはなくなりました。
また、赤子は後に「六道珍皇寺」の僧侶になったと伝えられています。

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